FOREX RADIO 第365回放送で、マネー・パートナーズ・代表取締役社長奥山泰全さんがゲストとしてお話されていた時のメモ。
・自己資本規制比率を簡単に説明すると、100%というのは外国為替取引業者が取引をしないで(利益を上げないで)やっていける寿命が3ヶ月あるということ。
ちなみにマネー・パートナーズは、839.7%(2007年12月末現在)なので、2年は大丈夫らしい。
・金融商品取引業者はこの比率が120%を下回ってはならないと法律で決められている。
下回ると、業務停止となってしまう。
・だいたいどの取引業者も200%を下回らないようにチェックしている。
・毎日金融庁に自己資本規制比率を報告している。
自己資本規制比率とは
「自己資本規制比率」は金融商品取引業者が、金融商品取引業を行う上で、保有資産の価格変動等のリスクが顕在化した場合でも、短期間に対応できる支払い能力を有しているかどうかを示す指標です。この比率は金融商品取引業者の財務の健全性を測る重要な指標とされ、金融商品取引法第46条の6では、金融商品取引業者はこの比率が120%を下回ってはならないと定めています。
注1:資本金・資本剰余金・利益剰余金・自己株式
注2:金融商品取引責任準備金・一般貸倒引当金・投資有価証券評価益等
注3:固定資産・繰延資産・預託金・顧客への立替金等
注4:保有資産の価格変動等により資産価値が目減りするリスク
注5:取引先の契約不履行等による損失リスク
注6:経常費用の支払・事務ミス等、日常業務を行う上で留意すべきリスク
外国為替取引業者の自己資本規制比率を調べてみました
・FXOnline Japan : 869.2%(2008年1月末現在)
・マネー・パートナーズ : 839.7%(2007年12月末現在)
・CMS日本支店 : 614.1%(2007年12月末現在)
・外為どっとコム : 498.6%(2007年12月末現在)
・外為オンライン : 495.9%(2008年1月末現在)
・FXCMジャパン : 454.7%(2007年12月末現在)
・トレイダーズ証券 : 280.0%(2007年12月末現在)
・ひまわり証券 : 264.5%(2007年12月末現在)
・サザインベストメント : 197.80%(2008年1月末現在)
・クリック証券 : 188.4%(2007年12月末現在)
クリック証券大丈夫かなぁ。ちょっと心配。